叱るの壁を乗り越えろ! 4 STEPから成るコミュニケーション!
子供を叱る正しい4ステップを伝授
子供は時に天使。
時に悪魔です。
悪戯をされてつい怒鳴った。
嫌いと言われてムキになった。
分かります。
大人だって子供に言われようが、
傷つくときは傷つきます。
頭では、本気じゃないと分かってる。
でも、子供が言うことだからと、
全てを聞き流すことは
出来ないときもある。
仕事から疲れて帰ってきて、
一緒にご飯を食べてるときに、
テーブルに足を乗せながら
「パパはあっちいって!」
これは私が実際、
愛娘に言われたことです。
辛い。
そして、理不尽。
優しくできない時もある
いつもなら優しく返すところ、
その日、私は疲れていました。
「足!!」
もはや単語で怒鳴る始末。。。
ママがカバーに入る前に
口をついて出てしまいました。
これは勿論NGですね。
ですが、パパだって人間だもの。
辛く悲しい日だってあるのよ、娘さん。
叱ることは難しい!
このように叱ると思うと、
つい自分の感情が
乗ってしまいがちです。
また、叱っているとき、
あれもこれもと付け加える。
これもやってしまいがちです。
こんなNGな叱り方を
続けるとどうなるか・・・。
あまり言いたくありませんが、
子供の心は
パパから離れていきます。
必ず当たる壁
ただ、それだけ
叱るという行為は難しい。
とは言っても、
育児では避けて通れない道。
出来れば
うまい叱り方を
知っておきたい。
そんなお困りのパパさんへ、
うまい叱り方を
ご教授しますよ!
これを知ってもらえれば、
「パパが叱ってくれたから成長できた」
と言われる
幸せな未来も来ちゃうかもしれません。
では、一緒に
未来をつかみ取りに行きましょう。
子供を叱るときの3つのポイント
そもそもなぜ
子供を叱るのか。
危険な目に
遭ってほしくない。
友達に
嫌われてほしくない。
まず、こういった
「理由」がありますよね。
だからこうしてほしい。
というように「改善」が続きます。
もはや見たまんまですが、
この流れを大切にしましょう。
大切な3大ポイント
そして、中でもポイントは3つ。
- 感情をむき出しにしない。
- 時間は短く、内容を絞る。
- 共感する。
まず「①感情をむき出しにしない」について。
感情むき出して怒られる。
これは大人でも嫌ですよね。
駅とかで駅員さんに
怒鳴りつけたりしている人を見るの、
不快じゃないですか?
責めることをしない
たとえ正しいことを言われても、
「責められている」と思うと、
人は逃げたくなります。
その気持ちに
子供、大人は関係ないです。
ドンドン行きます。
「②時間は短く、内容を絞る」です。
叱られるのは嫌な時間です。
嫌な時間が長いと、
耳を塞ぎたくなってきます。
要点をまとめて短く
叱られた内容を脱線し、
あの時は~とか言われ始めると、
どうですか?
「嫌だな。早く終わらないかなぁ」
こんな風になりますよね。
こうなるともう、
心ここにあらずですね。
ラスト「③共感する」です。
叱る前に考えます。
なぜ子供が
そのようなことをしたのか
この思考をセットにしてください。
子供の行動にも理由があります。
悪気のない行動も
たくさんあります。
それを頭ごなしに
否定されてしまうと、
子供なりにやりたかったことを
否定することになることも。
子供を見るということ
こうしたかったんだよね。
見てほしかったんだよね。
このように
「分かっているよ」を伝える
こともしましょう。
ではここで
①~③を踏まえて
改めてお伝えします。
イライラしてもいいです。
でも、叱る一瞬は抑えましょう。
時間はとにかく短く。
理由はわかりやすく。
よろしくお願いします!
叱られた子供はどうなるの?
「上手く叱る=子供が理解する」ことです。
これによる効果は
いくつかあります。
・子供が問題行動を起こさなくなる。
・ルールが分かってくる。
・相手の気持ちを理解する。
これは私が長女を
育てて感じたことです。
2歳くらいから3歳くらいにかけて、
妻と根気よく
叱る方法を試してきました。
結果、彼女は立派になりました。
スプーンも箸も使えるようになり、
挨拶するようになり、
前から自転車が来たら
止まってくれます。
そして驚きなのですが、
今や同じ方法で
長女自身が双子の妹たちを叱ります。
(勿論、よくケンカもします(笑))
子供を叱る4 STEP
これまで感情に
任せていただけかも、、、
そんなあなたに
出来ることを書いておきます。
私と妻が意識して、
夫婦でやってきたことです。
STEP 1:自分の怒りを自覚する。
30秒とかで良いので、少し子供から離れます。
深呼吸するのもいいですよ。
STEP 2:子供が行動/発言した理由を考える。
行動や発言には彼らなりの理由があります。
共感のためにも考えます。
STEP 3:向き合って伝える。
なるべく1対1。
目線の高さも合わせます。
また、子供の目を
しっかり見てくださいね。
例:××は、○○だからやめてほしい。
でも、楽しかったんだよね。
STEP 4:抱きしめる。
最後は絶対にハグをします。
やっぱり、愛情を伝える
=ハグが一番いいと思います。
子供もちゃんと
ギュッとしてくれます。
そうしたら
「分かってくれてありがとう」
これで終わりです。
完璧は求めないで!
最後に、ちょっと、ちなみます。
ここまで書いていて
あれですが、
一度で上手く
叱れたことはないです。
大切なことは
根気よく伝え続けること。
もし、感情任せに
なってしまったら、
そのことを
素直に子供に謝りましょう。
育児も叱るも
完璧は求めません。
10回に1回でもできれば
最高くらいの気持ちでいきましょう。
叱るも立派なコミュニケーション!
育児の大変さの一つですが、
親子のペースを
守って伝えていきましょう!